JavaScript機能をONにしてください。 磯釣り釣記(大当たり)【宇和島市観光物産協会】
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vol.5 磯釣り釣記 The account of SURFCASTING

05大当たり

何匹か釣り上げることは出来たが、本命にあたらず納得のいかないの表情の釣り人。そこに、「磯替わりしますか?」と船が迎えにきた。「××で今日は上がってるぞ!」とも叫んできた。釣り人は、「よし、そっちに移る!」と叫び、船を呼び寄せた。急いで竿をしまい、荷物をまとめ船に乗り込んだ。隣磯で竿出ししていた仲間も一緒に乗り込み、いざ、次の磯へ!

写真:大きな島に釣り人が集まる
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今度の磯は大きな島の一部で、先ほどとはうって変わって足場も広い。早速釣り人たちは各々の仕掛けを施し、海に投じた。穏やかだった波が、この磯に来てからうねりが強まり、時折、大きな波が磯際に打ち付けられ、釣り人達のとこ

写真:大きな波がきても微動だにしない釣り人
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ろまで襲ってきた。しかしピクリとも動かない釣り人たち。じっと、ミチ糸の先を見つめている。すると、一人の釣り人が「来た!」と叫んだ。その方向をみると竿がギリギリと大きくしなっている。大物だ。釣り人は所狭しと竿を片手に磯を走り回る。まさしく自然との格闘。他の釣り人たちも自分達の釣りより、その大物と格闘している釣り人の行方を気にしていた。そして、その釣り人はとうとうその大物を海から引き上げた。本命だ。満面の笑みを発している。これこそ釣りの醍醐味なんだろう。狙った魚を、思い通りの仕掛けで釣り上げる。魚を針からはずし、クーラーバックに入れる様子が軽やかに見える。他の釣り人達は、その姿に奮起させられたのか、少しあきらめ気味だったのが、突然テンションが上がった。

写真:狙っていた大物

午前 11時53分    狙っていた大物をしとめた。

写真:釣り人

以後、それぞれの釣り人はそれぞれの楽しみを満喫した。いよいよ帰りの船が迎えに来る時間になった。名残惜しそうに竿をしまう釣り人たち。もう一度自分が釣り上げた魚を見て、笑みを浮かべながら磯上を清掃する。
迎えの船が到着した。その船には、それぞれの磯に散っていた朝の仲間達が集まった。港に着くまで、今日の釣果の話題が尽きなかった。大自然で格闘した同志たちの結束がさらに強まる瞬間なんだろう。

釣り人たちは、次の大自然との格闘と、本日の健闘を称えて、家路についた。
そんな楽しみが存分に味わえ、全国でも釣りのメッカとして称えられているのが、宇和島の磯釣りである。

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