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▲弘法大師の石像

▲本堂

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蛤港から車で島を反時計回りに10分ほど走ると、山への登り口が見えてきます。山道をしばらく行くと、目の前が開け鯨大師が姿を現します。
鯨大師は遍照山願成寺といい、弘法大師が開いたと伝えられています。
ここには数多くの伝説が残されており、伝説のひとつにこのようなものがあります。
昔、弘法大師が四国を巡っていた際、大師は九島に渡るため、近くで草引きをしていた農夫に島へ渡してほしいと頼みました。しかし、農夫は「草引きが忙しいから」と断ります。大師は「もし渡してくれたら雑草が生えないようにしてやろう」と約束します。農夫がさらに「水不足に困っている」と言うと、大師は手にした杖で地面を打ち、清水が湧き出るようにしてやりました。大変喜んだ農夫は、船で大師を九島に運びました。それ以来、農夫の田には雑草が生えず、清水は後に「お大師井戸」と呼ばれ、現在もなお枯れることがないそうです。
清められた境内、澄んだ空気、青々と茂った草木の静寂の中、荘厳に佇む弘法大師の石像は、海の向こうに何を見つめているのでしょうか。 |

今回案内してくれた島の人たちに「九島で一番のおススメはどこですか?」と聞くと、皆さん口を揃えて絶賛するのがこの夕日スポット。
晴れた日は遠く佐田岬も見えるとか。水平線が赤く染まっていくさまは、言葉に言い表せないほど美しいそうです。
ただし、フェリーの最終便の関係で、ここから夕日を見るのはなかなか困難。
島の人たちだけの絶景ポイントに、キャンプの用意をして挑戦してみませんか?