郷土学習本
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565632037856日振島西予市鬼北町松野町高知県四万十市高知県宿毛市愛南町御五神島戸島竹ヶ島宇和島吉 田津 島三 間051015kmN慶長6年(1601)豊臣秀吉の時代に、藤とうどうたかとら堂高虎という武将が、宇和島に初めて石造りで瓦ぶきの立派な城を築きました。高虎は後に大坂城や江戸城の城作りを任される築ちくじょう城の名人で、宇和島城は高虎が最初に本格的に手がけた城として有名です。その後、宇和島伊達家の城となりますが、2代藩はん主しゅ宗むね利としの時、天守や石垣などを寛文4年(1664)から7年かけて大改修、約350年たった今までも変わらない姿をみることができます。また、江戸時代の天守が残っているのは全国でも12棟しかなく、大変貴重です。宇和島地区31宇和島の文化財ファイル№1宇和島城(国指定史し跡せき)・宇和島城天守(重要文化財):丸まる之の内うち400年前の高虎時代の面かげが残る児童公園付近(藤とう兵べ衛え丸まる跡あと)史跡:遺跡や城跡など地面やその地下も含めて土地とつながりの深い文化財で、国・県・市町村の指定があります重要文化財:建物や絵画・彫刻などの美術工芸品のなかでも日本の宝物として大事に伝えていくものをさします 「天守閣」は 間違いじゃないけど「天守」のほうが、古くから使われているんだよ

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